おき・つ【掟つ】
[動タ下二] 1 あらかじめ心に決める。計画する。「(山吹ノ花ハ)品高くなどは—・てざりける花にやあらむ」〈源・幻〉 2 計画的に処置する。執り行う。取り計らう。「とまり給はむ人々を思しやりて、...
お‐てもり【御手盛(り)】
《自分で好きなように食事を盛りつける意から》自分の都合がいいように物事を取り計らうこと。「—の予算案」
おもい‐おき・つ【思ひ掟つ】
[動タ下二]あらかじめ、どのように取り計らうかを心に決める。「この—・つる宿世(すくせ)たがはば、海に入りね」〈源・若紫〉
さばく・る【捌くる】
[動ラ四]取り扱う。処理する。取り計らう。「魚—・りける所に」〈沙石集・七〉
しかる‐べく【然る可く】
[連語]《連語「しかるべし」の連用形》(副詞的に用いて)適当に。よいように。「—取り計らう」 [補説]慣例的に法曹が法廷などで同意や異議なしの表明の際に用いる。
しょ‐べん【処弁/処辨】
[名](スル)方針を決めて取り計らうこと。処理すること。「一切の事を、—するの全権を、委任せり」〈竜渓・経国美談〉
せい‐ばい【成敗】
[名](スル) 1 処罰すること。こらしめること。特に、罪人などを打ち首にすること。「逆賊を—する」「けんか両—」 2 裁決すること。さばき。「神の—」 3 政治を行うこと。執政。「賢王賢主の御...
せん‐けつ【専決】
[名](スル)その人だけの考えで決裁すること。勝手に取り計らうこと。「知事が案件を—する」
そん‐たく【忖度】
[名](スル)他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。「作家の意図を—する」「得意先の意向を—して取り計らう」
で‐どき【出時】
1 出る時。出るべき時。「—を見計らう」 2 人の出盛る時。「—に公開する」