かねことうたしゅう【金子兜太集】
金子兜太の自選著作集。平成14年（2002）、全4巻を刊行。句集、評論、エッセーなどを収録。第13句集「東国抄」と本作により、第59回芸術院賞を受賞した。
かのうせいのぶんがく【可能性の文学】
織田作之助による評論。昭和21年（1946）「改造」誌に発表。
かめんのしょ【仮面の書】
《原題、(フランス)Le Livre des masques》グールモンによる文学評論集。全2巻。1896年、1898年に刊行。
か‐ろん【歌論】
和歌の本質・美的理念・歌風・詠作手法などに関する理論や評論。「—書」
かんぽんちゃんばらじだいげきこうざ【完本チャンバラ時代劇講座】
橋本治による時代劇映画評論。昭和61年（1986）刊行。歌舞伎「忠臣蔵」などとの比較も行いながら、時代劇映画の魅力を論じる。
が‐ろん【画論】
絵画に関する理論や、画家の伝記・作品などの評論。また、その書物。
きいろいこい【黄色い恋】
《原題、(フランス)Les Amours jaunes》コルビエールの詩集。1873年に自費出版したものだが、生前は省みられることなく、没後、ベルレーヌが評論「呪われた詩人たち」の中で紹介してか...
きごうろん【記号論】
《原題、(イタリア)Trattato di semiotica generale》イタリアの記号論学者・小説家、エーコによる評論。イタリア語版は1975年刊行、英語版（A Theory of S...
きたるべきしょもつ【来るべき書物】
《原題、(フランス)Le Liver à venir》ブランショによる評論。1959年刊。プルースト・マラルメ・カフカなどを例にとり、文学と言語の問題を論じたもの。
きどりはんのじょうにあたうるしょ【気取半之丞に与ふる書】
森鴎外が相沢謙吉の名で発表した文学論。正題「舞姫に就きて気取半之丞に与ふる書」。明治23年（1890）4月、「しがらみ草紙」に掲載。自身が発表した小説「舞姫」に対する、文芸評論家石橋忍月が気取半...
