よるのガスパール【夜のガスパール】
《原題、(フランス)Gaspard de la nuit》 ベルトランの散文詩集。副題は「レンブラント、カロ風の幻想曲」。著者没後の1842年に刊行。 ラベルのピアノ組曲。全3曲。1908年...
よるのさんか【夜の讃歌】
《原題、(ドイツ)Hymnen an die Nacht》ノバーリスの詩。1800年、文芸誌「アテネーウム」に発表。15歳で亡くなった婚約者ゾフィーの墓での神秘的体験に基づく作品。
よるのたいこ【夜の太鼓】
石垣りんによる第3散文集。平成元年(1989)刊行。父祖の地への思いや、自作の詩などについて綴る。
よるをむそうするしょうたいようのひとりごと【夜を夢想する小太陽の独言】
飯島耕一の詩集。昭和57年(1982)刊行。第1回現代詩人賞受賞。
よ‐れき【余瀝】
器の底に残った酒や汁などのしずく。「—を嘗(な)むると」〈鴎外訳・即興詩人〉
よろこび【喜び】
《原題、(イタリア)L'Allegria》イタリアの詩人、ウンガレッティの詩集。初版は1931年刊行。決定版はモンタドーリ社版全詩集「ある男の生涯」の第1巻として、1942年に刊行。
よんせんのひとよる【四千の日と夜】
田村隆一の処女詩集。昭和31年(1956)刊。昭和20年(1945)の敗戦から10年間(約4000日間)に創作された詩作品をまとめたもので、戦後詩を代表する作品の一つ。
らいさんようとそのじだい【頼山陽とその時代】
中村真一郎による、江戸時代後期の儒学者・漢詩人、頼山陽の評伝。昭和46年(1971)刊行。翌年、第22回芸術選奨(文部大臣賞)受賞。
ライター【writer】
文章を書くことを職業とする人。著作家。「ルポ—」「コピー—」 [補説]小説家、劇作家、随筆家、詩人、歌人、俳人など既にある語の枠にはまらない新しい文筆業に「ライター」を使うようになった。「トラベ...
ライネケぎつね【ライネケ狐】
《原題、(ドイツ)Reineke Fuchs》ゲーテの叙事詩。1793年刊。「狐物語」に基づき、悪賢い狐ライネケを主人公に封建社会を風刺。