せつ‐ろん【拙論】
十分でない議論・論理。また、自分の議論・論理などをへりくだっていう語。
せい‐ろん【世論】
⇒せろん(世論)
せ‐ろん【世論】
ある社会の問題について世間の人々の持っている意見。よろん。せいろん。「—を反映させる」「—の動向」 [補説]「輿論(よろん)」の書き換えとして用いられ、「よろん」とも読まれる。→輿論[補説]
せんけいさようそろん【線形作用素論】
《(ポーランド)Teoria operacji liniowych/(フランス)Théorie des opérations linéaires》ポーランドの数学者バナッハの著作。1931年にポ...
せんけんてき‐かんねんろん【先験的観念論】
カント哲学で、その認識論の立場。認識をすべて主観の所産とする経験的観念論に対して、空間に認識される事物の実在性を疑いはしないが、それは物自体ではなくて現象であり、人間の認識主観の先天的な直観形式...
せんそうせきにん‐にぶんろん【戦争責任二分論】
中国政府の日本に対する外交の基本原則。日中戦争における日本の戦争責任について、一部の軍国主義者と一般の兵士や国民を区別し、前者にのみ責任があるとする考え方。
せんぷろん【潜夫論】
中国の政論書。10巻36編。後漢の王符著。147〜167年ごろ成立。当時の政治や社会の腐敗を儒家に法家を加味した立場から批判。
ぜい‐ろん【贅論】
[名](スル)無用の議論をすること。むだな議論。「其制も亦略ぼ分明なれば、今又—せず」〈神田孝平・明六雑誌一七〉
ぜったいてき‐かんねんろん【絶対的観念論】
《(ドイツ)absoluter Idealismus》カントの批判哲学を主観的観念論と評したヘーゲルが、自己の哲学的立場に与えた名称。絶対的理念の弁証法的発展の過程のうちにとりこまれる。
ゼットエヌディー‐りろん【ZND理論】
《Zeldovich von Neumann Doering detonation model》火薬の爆轟波面の構造に関する理論。1940年代、マンハッタン計画に参加した米国の数学者ノイマンが考...