きょく‐ろん【曲論】
[名](スル)道理を曲げて論じること。まちがいを正しいものとする議論。「自己の正当化のために—する」
きょく‐ろん【極論】
[名](スル) 1 極端な言い方や論じ方をすること。また、そのような議論。極言。「—すれば人間の歴史は徒労の歴史である」 2 徹底的に論じること。論じつくすこと。「既に二千三百年前に孟子墨楊の法...
キリスト‐ろん【キリスト論】
キリスト教神学の一部門。イエス=キリストの人格、ことにその神性と人性、神との関係などを考究する神学理論。
き‐ろん【奇論】
人の意表をつく、変わった意見・説。
きんこう‐りろん【均衡理論】
経済諸変数の間の相互関係が均衡状態にあるとき、需要と供給とがある価格水準において等しくなる場合など、そのような安定した状態が成立するための条件などを分析する理論。
ぎじゅつ‐けっていろん【技術決定論】
技術の革新が社会のあり方に影響を与え、変化もたらす、とする考え方。技術は社会の影響を受けず、その発展は自律的であるとする。→社会決定論
ぎ‐ろん【議論】
[名](スル)互いの意見を述べて論じ合うこと。また、その内容。「—を戦わす」「—を尽くす」「仲間と—する」
くうり‐くうろん【空理空論】
現実とかけ離れた、実際の役に立たない理論。
くう‐ろん【空論】
現実とかけ離れた、役に立たない議論・理屈。「机上の—」「空理—」
くしゃろん【倶舎論】
5世紀ごろ、インドの世親(せしん)の著作。玄奘(げんじょう)訳は30巻。小乗仏教の教理の集大成である「大毘婆沙論(だいびばしゃろん)」の綱要を記したもので、法相(ほっそう)宗の基本的教学書。阿毘...