みしま‐しょう【三島賞】
三島由紀夫を記念して昭和63年(1988)に創設された文学賞。年に1回、小説・評論・詩歌・戯曲作品を対象として選考される。第1回受賞作品は高橋源一郎の「優雅で感傷的な日本野球」。三島由紀夫賞。
みしまゆきお‐しょう【三島由紀夫賞】
⇒三島賞
みしまゆきおろん【三島由紀夫論】
磯田光一の評論。昭和35年(1960)、第3回群像新人賞の最終候補作となり、「群像」10月号に掲載された文壇デビュー作。
ミステリ‐オペラ【ミステリ・オペラ】
山田正紀の長編推理小説。副題「宿命城殺人事件」。平成13年(2001)刊行。第55回日本推理作家協会賞受賞。
ミステリのげんこうはよなかにてつやでかこう【ミステリの原稿は夜中に徹夜で書こう】
評論家、植草甚一の著作。昭和49年(1974)から昭和51年(1976)にかけて「ミステリマガジン」誌に連載した、海外のミステリ作品にまつわるエッセーなどを収録。昭和53年(1978)刊行。第3...
みせ‐ばや【見せばや】
ベンケイソウ科の多年草。岩上に生え、根茎から多数の茎が出て垂れ下がる。葉は多肉質で円形、3枚ずつ輪生。10月ごろ、茎の先に、淡紅色の小花が球状に集まって咲く。小豆島での自生が知られ、観賞用にされ...
みだれからくり【乱れからくり】
泡坂妻夫の長編小説。昭和52年(1977)発表。昭和53年(1978)、第31回日本推理作家協会賞受賞。
みち【道】
《原題、(イタリア)La strada》1954年公開のイタリア映画。フェリーニ監督の出世作として知られる。粗野な旅芸人と、無垢な女性の関係の末路を、ロータ作曲のテーマ音楽にのせて描く。第15...
みちのくのにんぎょうたち【みちのくの人形たち】
深沢七郎の短編小説集。地方に伝わる奇習の中にある人間の暗闇を描く。昭和56年(1981)発表。同年、第17回谷崎潤一郎賞受賞。
ミッドウェー‐かいせん【ミッドウェー海戦】
太平洋戦争中の昭和17年(1942)6月5日から7日にかけて、ハワイ諸島北西にあるミッドウェー沖で日米両海軍の機動部隊が繰り広げた大規模な戦闘。日本軍の連合艦隊は空母4隻をすべて失う大敗を喫し...