しっち‐そうどう【質地騒動】
江戸幕府が享保7年(1722)に発令した質流地禁止令を、自らに有利に解釈した質入れ農民らが、質地取り戻しなどを要求して起こした騒動。越後・出羽などで起こり、翌年幕府は禁止令を撤回した。
しっ‐ちょく【質直】
[名・形動]じみでまじめなこと。また、そのさま。質朴。「—な人柄」
しつ【質】
1 そのものの良否・粗密・傾向などを決めることになる性質。実際の内容。「量より—」「—が落ちる」 2 生まれながらに持っている性格や才能。素質。資質。「天賦の—に恵まれる」「蒲柳(ほりゅう)の—...
しつ【質】
[音]シツ(漢) シチ(呉) チ(呉)(漢) [訓]たち ただす [学習漢字]5年 〈シツ〉 1 ものを成り立たせている中身。「質量/異質・音質・均質・硬質・材質・実質・水質・等質・特質・品質...
しつ‐かん【質感】
材質がもつ、視覚的・触覚的な感じ。表面の肌合い。「素材の—を生かした作品」
しつ‐ぎ【質疑】
[名](スル)疑問の点を問いただすこと。特に、議案や動議について、提出者・発議者などに口頭で説明を求めること。「—を打ち切る」
しつぎ‐おうとう【質疑応答】
会議などの場で、質問とそれに対する答え。また、そのやりとり。
しつ‐じつ【質実】
[名・形動]飾りけがなく、まじめなこと。質素で誠実なこと。また、そのさま。「—な(の)気風」「—剛健」
しつじつ‐ごうけん【質実剛健】
[名・形動]飾り気がなく、まじめで、強くてたくましいこと。また、そのさま。「—の校風」
しつ‐てき【質的】
[形動]質(しつ)に関するさま。質の面で。「製品の—向上」「—な変化」⇔量的。