しつ【質】

の解説

1. １ そのものの良否・粗密・傾向などを決めることになる性質。実際の内容。「量より—」「—が落ちる」

1. ２ 生まれながらに持っている性格や才能。素質。資質。「天賦の—に恵まれる」「蒲柳 (ほりゅう) の—」

1. ３ 論理学で、判断が肯定判断か否定判断かということ。

1. ４ 物の本体。根本。本質。

   1. 「結合せるを—とし、流動するを気とす」〈暦象新書・中〉

1. ５ 飾りけのないこと。素朴なこと。

   1. 「古今集の歌よりは—なり」〈国歌八論・歌源〉

類語

• 性質(せいしつ)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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