むじげん‐りょう【無次元量】
物理量の単位をもたない数量。物理的因子を組み合わせた関係式において、長さ・質量・時間といった物理量の次元が相殺されることで得られる。レイノルズ数、マッハ数、微細構造定数などが知られる。
む‐じつ【無実】
[名・形動]《古くは「むしつ」》 1 事実がないこと。実質がないこと。「有名—」 2 罪を犯していないのに、罪があるとされること。冤罪(えんざい)。「—の罪」「—を訴える」 3 誠実さがないこと...
む‐じゃき【無邪気】
[名・形動] 1 素直で悪気がないこと。いつわりや作為がないこと。また、そのさま。「—ないたずら」「質問に—に答える」 2 あどけなくかわいらしいこと。また、そのさま。「赤ん坊の—な笑顔」 3 ...
むじゅん‐たいとう【矛盾対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語とは同じであるが、量(全称・特称)と質(肯定・否定)とを異にする二つの判断の真偽関係。→対当関係
ムスカリン【muscarine】
アルカロイドの一種。ベニテングタケ、腐った魚肉などに含まれる有毒物質。
むすめ‐かたぎ【娘気質】
いかにも若い娘らしい気質。
むずい‐しんけい【無髄神経】
神経線維で、軸索(じくさく)の周囲に髄鞘(ずいしょう)をもたないもの。神経鞘のあるものとないものとに分けられ、前者は末梢神経に、後者は中枢神経の灰白質にみられる。→有髄神経
ムチン【mucin】
動物の上皮細胞・粘膜・唾液腺などが産生する粘性物質の総称。糖たんぱく質の一種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつ。
ムック‐とう【ムック島】
《Ko Muk》タイ南部、マレー半島西岸の都市トランの沖合、アンダマン海に浮かぶ島。石灰岩質の島であり、西側は断崖が続く。干潮時にのみ現れる海食洞の奥にある、エメラルドグリーンに輝く潟湖(せきこ...
むていけい‐ぶっしつ【無定形物質】
結晶状態にある物質に対し、非晶質状態にある物質のこと。硫黄や炭素の粉末、ガラスなど。無定形状態にあるものをアモルファスともよぶ。