ゆうそう‐さいぼう【遊走細胞】
組織内を自由に移動する細胞。リンパ球・単球・好酸球・好中球・形質細胞・肥満細胞など。
ゆう‐ぞう【融像】
左右の網膜に映った像を融合し、一つの像として認識する働き。眼球の運動や大脳皮質の視覚中枢の働きによって実現される。左右の網膜に映る像の位置が微妙に異なることから、遠近感や立体感を知覚することができる。
ゆうでん‐たい【誘電体】
電界内に置くと誘電分極を生じ、その両端の表面に正負の電荷が現れる物質。電気的絶縁体。電媒質。
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。
ゆうどう‐しつりょう【誘導質量】
⇒仮想質量
ゆうどう‐たんぱくしつ【誘導蛋白質】
1 器官や組織の分化を誘導する働きに関与するたんぱく質。この役割をもつRNAたんぱく質のたんぱく質部分とする説が有力。 2 天然のたんぱく質が熱・酵素などによって変質した変性たんぱく質のこと。ゼ...
ゆうどう‐ほうしゃのう【誘導放射能】
はじめは放射線を出さなかった物質が、放射線を照射されることによって放射能をもつこと。誘発放射能。→天然放射能
ゆう‐どく【有毒】
[名・形動]毒性のあること。また、そのさま。「人体に—な(の)薬品」「—物質」⇔無毒。
ゆうどく‐きん【有毒菌】
有毒物質を含有あるいは生産する菌類。毒キノコや病原菌など。
ゆうばり‐たんでん【夕張炭田】
北海道、石狩炭田の南半部を占める炭田。夕張岳などの西麓にある。明治21年(1888)発見以来、良質の瀝青炭(れきせいたん)を産出した。平成2年(1990)閉山。