セメント‐ベビー【cement baby】
再婚した夫婦の間に生まれた赤ん坊。連れ子に対していう。 [補説]英語のcementには「愛情・友情を固める」の意味もあることから、夫婦仲を深める存在としていった語。
せりょうしつにて【施療室にて】
平林たい子の短編小説。昭和2年(1927)、雑誌「文芸戦線」に発表。自身の満州での出産と、生まれた赤ん坊の死に着想を得た作品。
そい‐ね【添(い)寝】
[名](スル)寄り添って寝ること。添い臥(ぶ)し。「赤ん坊に—する」
大人(たいじん)は赤子(せきし)の心(こころ)を失(うしな)わず
《「孟子」離婁下から》高徳の人は、赤ん坊のように純粋な心をなくさないでいるということ。また、君主たる者は、赤子を慈しむように民心を大切にするということ。
たいもう‐ふで【胎毛筆】
生後初めて切った赤ん坊の頭髪で作った筆。誕生記念などにする。
たて‐だき【縦抱き】
縦にして抱くこと。特に、赤ん坊の姿勢を立てて抱くことをいう。
ち‐くび【乳首】
1 乳房の先の突き出た部分。乳頭。 2 1に似せて作った器具。赤ん坊にしゃぶらせる。
ち‐ご【稚児/児】
《「乳子(ちご)」の意》 1 ちのみご。赤ん坊。「—を背に負った親子三人連(づれ)の」〈花袋・田舎教師〉 2 幼い子。幼児。「其の時某(それがし)は尚(なお)八歳の—にして」〈竜渓・経国美談〉 ...
ちち‐くさ・い【乳臭い】
[形][文]ちちくさ・し[ク] 1 乳のにおいがする。ちくさい。「—・い赤ん坊」 2 考え方などが幼稚で未熟である。子供っぽい。ちくさい。「—・いことを言う」「—・い青二才」
ち‐ばなれ【乳離れ】
[名](スル) 1 赤ん坊が成長して母乳を飲まなくなること。また、その時期。離乳。ちちばなれ。「—が遅い」 2 成長して、親などに頼らず自分一人で行動できるようになること。ちちばなれ。「—してい...