いん‐ねん【因縁】
《「いんえん」の連声(れんじょう)》 1 仏語。物事が生じる直接の力である因と、それを助ける間接の条件である縁。すべての物事はこの二つの働きによって起こると説く。 2 前世から定まった運命。宿命...
イン‐ビボ【in vivo】
《生体内で、の意》生体物質が体内で機能している状態や、その状態で起こる反応にいう。
いんぶ‐しんけい【陰部神経】
脊髄神経から分岐した仙骨神経から起こる末梢(まっしょう)神経の一つ。肛門(こうもん)・会陰(えいん)部・外生殖器を支配する。
インペアード‐パフォーマンス【impaired performance】
《impairedは「正常に機能しない」の意》抗ヒスタミン剤を服用することによって起こる、集中力・判断力や作業効率の低下。鈍脳。
ウィダール‐はんのう【ウィダール反応】
チフス性疾患の診断に用いられる血清反応。患者の血清と病原菌との間で凝集反応が起こることを利用したもの。フランス人医師ウィダール(Widal)が考案。
う‐い【有為】
《(梵)saṃskṛtaの訳。作られたものの意》仏語。因縁によって起こる現象。生滅する現象世界の一切の事物。⇔無為。
ウイルス‐かんせんしょう【ウイルス感染症】
ウイルスが体内に侵入し、細胞内で増殖することによって起こる病気の総称。ウイルス性感染症。
ウイルスせい‐かんえん【ウイルス性肝炎】
ウイルスによって起こる肝炎。軽い発熱・だるさ・食欲不振などに始まって黄疸(おうだん)も現れるが、1か月くらいで治まる。A型・B型・C型・D型・E型が確認されている。 [補説]主に食べ物や水を介し...
う‐おんびん【ウ音便】
音便の一。広義には、発音の便宜上、語中・語尾の「く」「ぐ」「ひ」「び」「み」などが「う」の音になる現象。「かぐはし」が「かうばし」、「いもひと」が「いもうと」になる類。また狭義には、用言の活用語...
うき‐た・つ【浮(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」 2 気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」 3 周りのものから区別されて...