つじ‐ばんしょ【辻番所】
⇒辻番1
つじ‐ばんづけ【辻番付】
歌舞伎番付の一。興行前に市中の辻々や湯屋・床屋などに貼り、また、ひいき先にも配った一枚刷りの宣伝用の番付。大正ごろからポスター・チラシなどに変わった。櫓下(やぐらした)番付。配り番付。
つじばん‐ひばち【辻番火鉢】
行火(あんか)の一種で、小火鉢を横向きの小箱に入れたもの。冬の夜、老人の寝床や辻番所などで用いた。
つじ‐ふだ【辻札】
辻に立てた制札(せいさつ)。高札(こうさつ)。
つじ‐まつり【辻祭(り)】
辻で行う道祖神や地蔵の祭り。
つじむら【辻村】
姓氏の一。 [補説]「辻村」姓の人物辻村伊助(つじむらいすけ)辻村深月(つじむらみづき)
つじ‐やしろ【辻社】
辻などにある道祖神を祭った社。
つなぐ【ツナグ】
辻村深月の連作小説集。一生に一度、生者と死者を再会させるという使者について描かれた物語。平成22年(2010)刊。翌年、第32回吉川英治文学新人賞受賞。
つむじ【辻】
「つじ」に同じ。「道の—にこれを敷きて臥したり」〈今昔・四・二二〉 [補説]「辻」は国字。
つむじ‐かぜ【旋風】
渦を巻いて吹き上がる風。局地的な空気の渦巻き。辻風。つむじ。せんぷう。