かくさん‐おんじょう【拡散音場】
ある空間内で、音のエネルギー密度がどこも一様で、かつエネルギーの流れが等方的な音場。残響室はこの拡散音場に近く、音響材料の遮音性能や吸音率の測定などに用いられる。→自由音場 →半自由音場
かくまんぶち【覚満淵】
群馬県中東部、赤城山の山頂近くにある高層湿原。標高1360メートル、周囲約1キロメートル。大沼(おの)・小沼(この)のほぼ中間に位置する。ニッコウキスゲ・ミズバショウなど高山植物がみられる。
かけ‐ごえ【掛(け)声】
1 人に呼びかける声。特に、芝居や競技などで、ひいきの者に呼びかける声。 2 勢いをつけたり、調子をとったりするために出す声。 3 新しいことを始めるときに、意気込んで出す声。転じて、近くある事...
かげろう【蜉蝣/蜻蛉】
1 《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2、3本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空...
かこう‐ぜき【河口堰】
河口近くに設けられる、水をせき止める施設。海水の流入防止、淡水の貯留・利用などを目的とする。
かささぎ【鵲】
カラス科の鳥。全長約45センチ。尾が長く、肩と腹が白く、ほかは緑色光沢のある黒色。雑食性。ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布。日本では佐賀平野を中心に九州北西部にだけみられ、人里近くにすむ。天...
かざ‐きり【風切り】
1 船の上に立てて風の方向を見る旗。風見の一。 2 桟瓦葺(さんがわらぶ)きの屋根の切妻近くに、棟から軒まで葺いた丸瓦。 3 「風切り羽」の略。 [補説]書名別項。→風切
かざわ‐おんせん【鹿沢温泉】
群馬県西部、吾妻(あがつま)郡嬬恋(つまごい)村にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉。近くに休暇村がある。
かざん‐がん【火山岩】
マグマが地表または地表近くで固結してできた火成岩。急冷のため細粒の結晶やガラス質になるが、地下で成長した大きい結晶を含み、斑状組織を示すものが多い。噴出岩。
かし‐あみがさ【貸(し)編み笠】
江戸時代、遊里近くの編み笠茶屋で、遊客に貸した編み笠。