むさし‐あぶみ【武蔵鐙】
1 サトイモ科の多年草。関東地方以西の海岸近くの林内にみられる。5月ごろ、仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた太い穂を出す。苞は上部が幅広く、鐙状をしている。 2 武蔵国で作られた鐙。鋂(くさり)を...
むしゃ‐だまり【武者溜まり】
軍勢の集合用に、城門の近くに設けられた広場。
ムズダリファ【Muzdalifah】
サウジアラビア中西部のイスラム教の聖地メッカの近くにある巡礼地の一つ。アラファト山と投石の儀式を行うミナの間にあり、巡礼者が巡礼月の9日にアラファト山に集まったのち、この地を訪れて投石のための石...
ムフーリラ【Mufulira】
ザンビア中北部の都市。コンゴ民主共和国との国境に近く、世界有数の産銅地帯に位置する。1930年代にムフーリラ銅山の採掘が始まった。ムフリラ。ムフリーラ。
むへん‐せかい【無辺世界】
1 仏語。無限の世界。虚空のこと。また、限りなく多く存在する仏の世界をいう。 2 あてのない方向。とんでもない方向。「的のあたりにだに近く寄らず、—を射給へるに」〈大鏡・道長上〉
ムベヤ【Mbeya】
タンザニア南西部の都市。ムベヤ州の州都。標高約1700メートルの高原に位置する。同国第三の規模をもつ。ザンビア、マラウイとの国境に近く、ダルエスサラームやルサカと鉄道で結ばれる交通の要地。
むろね‐さん【室根山】
岩手県南東部、宮城県境近くにある山。北上高地の南東端にあたる。標高895メートルで、山頂付近にはヤマツツジ・レンゲツツジなどが分布する。室根高原県立自然公園に指定。中腹にある室根神社は紀州の熊野...
めじろ‐ほおずき【目白酸漿】
ナス科の多年草。暖地の海岸近くに生え、高さ50〜90センチ。茎の下部は木質化する。葉は長卵形で互生する。8〜10月、白い花を下向きに開き、実は球形で赤く熟す。
め‐ぢか【目近】
《「めちか」とも》 1 目に近いこと。「こんな大きい—の星を、…見たことがない」〈康成・掌の小説〉 2 要(かなめ)を骨の末端近くに打った扇。目近の扇。
め‐ぢか・い【目近い】
[形][文]めぢか・し[ク] 1 目のすぐ近くである。「—・く迫る山並み」 2 いつも見なれている。「例はさしもさるもの—・からぬ所にもて騒ぎたる」〈枕・三〉