パラエコリサイクリング‐システム【パラ・エコ・リサイクリングシステム】
《para-eco-recycling system》ごみを焼却したあとの灰から重金属を取り除き、無害な岩石状のスラグにする処理過程。重金属は資源として再利用され、スラグは建築資材などに使われる。
ひ‐いれ【火入れ】
1 火力発電所・溶鉱炉などが完成し、初めて点火して操業を開始すること。 2 清酒・醤油の醸造過程で、加熱殺菌すること。清酒では腐敗を防ぐため、醤油では風味や色合いをよくするために行う。 3 土地...
ひかり‐かいり【光解離】
分子が光の照射を受け、原子、イオン、反応性が高い遊離基などに分かれること。成層圏において酸素分子からオゾンを生成したり、逆にオゾン層を破壊する過程の一部になったりする働きがあることが知られている。
ひかり‐かんげん【光還元】
光化学反応によって物質が還元される現象。緑色植物の光合成の一過程で、二酸化炭素の光還元が行われる。⇔光酸化。
ヒッグス‐りゅうし【ヒッグス粒子】
《Higgs particle》素粒子に質量を与える役割を担う素粒子。素粒子物理学の標準模型、特にワインバーグサラム理論の中でその存在が予言され、長年にわたり探索が続けられたが、2012年7月に...
ひび‐ぬり【罅塗(り)】
漆塗りの技法の一。漆の乾燥過程で卵白を塗り、漆面に細かいひびを浮き出させる塗り方。
ひへいこう‐ねつりきがく【非平衡熱力学】
平衡状態にはない系を取り扱う熱力学。散逸過程の下にある物質系での自己組織化などを論じたL=オンサーガー、I=プリゴジンによる散逸構造の理論が知られる。
ヒューリスティック‐アプローチ【heuristic approach】
試行錯誤・実験・検討などの過程を通じて問題解決を行う手法。発見的方法。
ひょうじゅん‐か【標準化】
[名](スル) 1 標準に合わせること。また、標準に近づくこと。「まちまちの技術力を—する」 2 何もしなければ多様化・複雑化し、無秩序になってしまう事柄について、秩序が保たれる状態を実現するた...
ビッグ‐バン【big bang】
1 宇宙の始めの大爆発。ガモフらが唱えた説で、約138億年前に起こった大爆発により、超高温・超高密度の状態から急膨張しはじめ、急激な温度降下の過程で素粒子を生成し、今日の宇宙ができたとする。膨張...