はな‐ねじ【鼻捻】
暴れ馬を制するための道具。先端にひもを輪にしてつけた50センチほどの棒で、その輪を馬の鼻にかけてねじって制する。はなひねり。はなねじり。
はね‐ぎ【跳ね木/刎木/桔木】
1 (桔木)屋根裏に取り付ける材で、梃子(てこ)の原理を利用して軒先をはね上げるようにして支えるもの。屋根の勾配(こうばい)を急にしたり厚みを増したりできるようになる。 2 物を抜き取るのに用い...
は‐ぼうき【羽箒】
鳥の羽で作った小形のほうき。茶道具・香道具などとして用いる。はねぼうき。
は‐もの【刃物】
刃がついていて物を切断したり削ったりする道具の総称。包丁・小刀・はさみなど。切れ物。「—を振り回す」
はやしや‐しょうぞう【林屋正蔵】
[1780〜1842]落語家。初世。林屋(5代目から林家)派の祖。江戸の人。初世三笑亭可楽の門下。道具を使用した怪談噺(ばなし)を創始。戯作もよくした。
はら・う【払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 本体にとって邪魔・不要・無益なものなどを、手や道具を用いて取り除く。除去する。「杉の下枝を—・う」「すすを—・う」「クモの巣を—・う」 2 わきへ追いのける。「手でハエを...
はり【針】
1 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。 2 形や用途が1に似ているもの。 ㋐サ...
はり‐さし【針刺(し)】
裁縫用の針を使いやすいように刺しておく道具。さびないように、綿・毛髪などを布で包んで作る。針山。針立て。針坊主。
はり‐せん【張(り)扇】
漫才などの掛け合いで、相手の頭を打つ小道具。大きな紙を蛇腹(じゃばら)状にたたんだもの。→はりおうぎ
はり‐ぼて【張りぼて】
1 張り子で、ある形に作ったもの。張り子作りの芝居の小道具など。ぼて。 2 (比喩的に)見かけは立派だが、実質の伴わないことやもの。張り子の虎。「二世議員ばかりで実務経験のない—内閣」