ちゅうこう‐いっぽん【忠孝一本】
忠義と孝行は根本では同一の道徳であるとする説。近世後期、水戸学派の説いたもの。
ちゅうごくのふしぎなやくにん【中国の不思議な役人】
《原題、(ハンガリー)A csodálatos mandarin》バルトークのパントマイムのための舞台音楽。全1幕。1926年初演。上海を舞台に不死の役人が少女との愛に目覚めて死に至るまでを描い...
ちょう‐じん【超人】
1 並み外れた能力をもった人。スーパーマン。 2 《(ドイツ)Übermensch》ニーチェ哲学の中心概念。超克さるべき存在としての人間がその可能的極限にまで到達した存在。人間の理想的典型。キリ...
ちょっかん‐しゅぎ【直観主義】
1 《intuitionism》哲学で、概念的思惟よりも直観に優位を認める立場。直覚主義。 ㋐真理・存在の把握は直観によってのみ可能であるとする立場。ベルグソンの哲学など。 ㋑道徳的価値判断の成...
つみ【罪】
[名] 1 道徳・法律などの社会規範に反する行為。「—を犯す」 2 罰。1を犯したために受ける制裁。「—に服する」「—に問われる」 3 よくない結果に対する責任。「—を他人にかぶせる」 4 宗...
ていげんてき‐めいれい【定言的命令】
《(ドイツ)Kategorischer Imperativ》カントの道徳哲学で、行為の目的や結果にかかわりなく、それ自体で善なるものとして普遍的に妥当する行為そのものを絶対的、無条件的に命令する...
てい‐せい【提撕】
[名](スル) 1 《「ていぜい」とも》師が弟子を奮起させ導くこと。特に禅宗で、師が語録や公案などを講義して導くこと。 2 後進を教え導くこと。 3 奮い起こすこと。盛んにすること。「実行上に、...
てきほう‐せい【適法性】
1 法にかなうこと。合法性。 2 カント倫理学の用語。行為の動機がどのようなものであれ、その行為が外形的に道徳法則に合致していること。→道徳性
とうぐう‐しき【東宮職】
平安中期以降、皇太子の道徳・学問の師である東宮傅(ふ)と東宮学士の総称。
とく【徳】
[音]トク(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 りっぱな行いや品性。「徳育・徳義・徳行・徳望/悪徳・威徳・学徳・公徳・高徳・人徳・仁徳・道徳・背徳・美徳・不徳」 2 すぐれた人格者。「碩徳(せきと...