じびき‐あみ【地引き網】
引き網の一。魚を集める袋網、逃げ道を遮る両側の袖網(そであみ)と引き綱とからなる。沖合に張り、引き綱を引き、陸上に引き上げて捕る。地網。
す‐どおし【素通し】
1 遮るものがなく、先方がすっかり見通せること。 2 ガラスが透き通っていること。また、そのガラス。 3 眼鏡に度がないこと。またその眼鏡。
ぜっきょうする‐ろくじゅうど【絶叫する六十度】
《screaming sixties》南緯60度以上の暴風圏をさす俗称。南極海を航行する船には、常に西から強い卓越風が吹きつける。また南極環流が流れる中、風や潮流を遮る陸地が存在しないため、吠え...
たい‐き【大気】
[名]天体の表面を取り巻いている気体の層。普通は地球の空気をさし、地上1000キロまで存在して太陽の強烈な紫外線やX線を遮るとともに保温の役割などを果たす。その95パーセントは地上20キロ以下...
たいようほうしゃ‐かんり【太陽放射管理】
地球温暖化を緩和させるため、地表に届く太陽光を減らす技術の総称。気候工学の一つ。成層圏に二酸化硫黄を散布して硫酸塩エーロゾルに変化させ、太陽光を遮る手法が有望視されている。太陽放射改変。太陽地球...
たかしる‐や【高知るや】
[枕]りっぱな宮殿が日光を遮るところから、「天(あめ)の御陰(みかげ)」にかかる。「—天(あめ)の御陰天知るや日の御陰の」〈万・五二〉
ダークルーム【darkroom】
暗室。フィルム現像や印画をプリントするために、外光を遮ることができる部屋。
ついじ‐まつ【築地松】
出雲平野に見られる独特の屋敷林。川の氾濫に備えた盛土に、古くは広葉樹や竹が植えられたが、明治以降、クロマツが植えられ、大きな壁のような独特な形に刈り込まれるようになった。強風や西日を遮るため、北...
なんか‐さいばい【軟化栽培】
茎・葉に土を盛ったり日光を遮る覆いをかぶせたりして野菜を軟化させる栽培法。ウド・アスパラガス・ミツバ・ネギなどに適用。軟化法。
ばとう‐せいうん【馬頭星雲】
オリオン座の三つ星の南東にある暗黒星雲。背後にある散光星雲の光を遮る宇宙塵の雲の形が馬頭状であるところからの名。距離約1500光年。