いでんてき‐アルゴリズム【遺伝的アルゴリズム】
《genetic algorithm》コンピューターのプログラミングにおいて、生物の遺伝子や自然淘汰(とうた)を模すことにより最適な解を導く手法。生成論的アルゴリズム。GA。
いでんてき‐かくらん【遺伝的攪乱】
⇒遺伝子汚染
いでんてき‐きょり【遺伝的距離】
個体間または集団間における遺伝的分化の度合い。生物の遺伝子のどの配列部分に着目するかによって異なり、いくつかの数理モデルがある。分子進化学的な系統樹の作成に利用される。遺伝距離。
いでんてき‐たけい【遺伝的多型】
同一種の生物集団の中に遺伝子型の異なる複数の個体群が共存していること。血液型や毛髪・虹彩の色の違いなどがこれにあたる。→多型 →遺伝子多型
いでんてき‐たようせい【遺伝的多様性】
生物で、ある一つの種がもつ遺伝子の多様性。個体の遺伝子型の多様性と、個体群がもつ遺伝子プールの多様性がある。遺伝子多様性。遺伝子的多様性。
いでんてき‐たようたい【遺伝的多様体】
⇒バリアント3
いでんてき‐バリアント【遺伝的バリアント】
⇒バリアント3
いでんてき‐ふどう【遺伝的浮動】
生物の個体群において、適応とは無関係に、ある形質にかかわる遺伝子が無作為に選択され、次世代に伝わる遺伝子の頻度が変動すること。比較的個体数が少ない集団内で生じる。遺伝子浮動。機会的浮動。
いでんてき‐プログラミング【遺伝的プログラミング】
《genetic programming》遺伝的アルゴリズムを利用して、より効率的なプログラムを作成すること。
いでんてき‐へんい【遺伝的変異】
遺伝子突然変異・染色体突然変異を含めて、遺伝子構成の変化による変異。変異した形質は子孫に遺伝する。