かじょう‐ひなん【過剰避難】
緊急避難としてなされる行為で、生じた害が、その避けようとした害の程度を越えていると判断されるもの。違法行為ではあるが、情状によって刑が軽減・免除されることがある。→緊急避難
か‐そう【仮想】
[名](スル)実際にはない事物を、仮にあるものとして考えてみること。仮に想定すること。「火災を—した避難訓練を行う」
かつどうかざんたいさく‐とくべつそちほう【活動火山対策特別措置法】
火山の噴火などで大きな被害を受けるおそれがある地域について、被害を防止・軽減するための基本方針を策定し、警戒避難体制・避難施設・防災営農施設の整備や降灰除去事業の実施等の特別措置を講じることを定...
かんせつ‐ひがい【間接被害】
他人の加害行為によって直接損害を受けた被害者と一定の関係にある第三者などが間接的に受けた被害。特に、福島第一原発事故によって避難を余儀なくされた企業や農漁業者と取引を行っていた業者が、原材料や農...
がいせんもん【凱旋門】
《原題、(フランス)Arc de Triomphe》レマルクの長編小説。1946年刊。第二次大戦前夜、パリへの避難民であるドイツ人外科医ラビックの望みのない生活を中心に、当時の不安な世相を描く。
きかんこんなん‐くいき【帰還困難区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示区域(計画的避難区域)を見直して新たに設定されたもので、放射線の年間積算線量が5...
きゅうご‐ひばくしゃ【救護被爆者】
昭和20年(1945)8月にアメリカ軍が広島・長崎市に原子爆弾を投下した際、またその後に、爆心地の外に避難した被爆者の救護にあたるなどして、残留放射能により二次的に被爆した人。被爆者援護法の第1...
キュー‐アンピ【Q-ANPI】
内閣府が平成30年(2018)より運用している衛星安否確認サービス。災害時に、静止軌道にあるみちびきの衛星を経由し、避難所の開設状況や安否情報などを防災機関に送信する。
きょじゅうせいげん‐くいき【居住制限区域】
福島第一原発事故による避難指示区域の一。事故を起こした原子炉が冷温停止状態に達した後、それまでの警戒区域・避難指示区域(計画的避難区域)を見直して新たに設定されたもので、放射線の年間積算線量が2...
きんきゅう‐あんぜんかくほ【緊急安全確保】
災害対策基本法に基づいて市町村が発表する避難情報の一。警戒レベル5として発令される。すでに災害が発生しているか、その可能性が高く、安全な避難が困難になっており、命の危険な状態。状況が把握できない...