しょう‐かん【召還】
[名](スル)呼び戻すこと。特に、派遣した外交使節や外交官を本国に帰還させること。「特使を—する」
せい‐かん【生還】
[名](スル) 1 危険な状態をきりぬけて生きて帰ること。「戦場から—する」 2 野球で、走者が本塁に帰って得点すること。ホームイン。「二塁から走者が—する」 [補説]書名別項。→生還
せいかん【生還】
石原慎太郎の中編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和62年(1987)、雑誌「新潮」8月号に発表。癌(がん)を宣告された働き盛りの男が未知の治療法に賭け生還を果たし、その先に見たもの...
そう‐かん【送還】
[名](スル)送りかえすこと。特に、捕虜や不正入国者などを本国に送りかえすこと。「抑留者を—する」「強制—」
たいせい‐ほうかん【大政奉還】
政権を天皇に返上すること。慶応3年(1867)10月14日、江戸幕府の第15代将軍徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が政権を朝廷に返上することを申し入れ、朝廷が翌15日それを受け入れたこと。これによっ...
だっ‐かん【奪還】
[名](スル)奪われたものを取り戻すこと。奪い返すこと。奪回。「陣地を—する」
ちつろく‐ほうかん【秩禄奉還】
明治6年(1873)明治政府が実施した秩禄放棄政策。秩禄を受給していた華族・士族のうち希望者に対して、その何年か分にあたる金禄公債証書を与え、事業資金などに充てさせたもの。
ちゅうせん‐しょうかん【抽籤償還】
債券の定時償還やその他の一部償還を行う場合、償還する債券を抽籤によって確定する方法。
はんせき‐ほうかん【版籍奉還】
明治2年(1869)全国の各藩主がその土地(版)と人民(籍)とを朝廷に返還したこと。明治政府による中央集権強化のための改革で、廃藩置県の前提となった。
へん‐かん【返還】
[名](スル)もとに戻すこと。持ち主に返すこと。「優勝旗を—する」「領土—」