出典:gooニュース
がん患者のガザ送還決定 イスラエル、広がる不安
【エルサレム共同】イスラエル当局が3月中旬、がん治療を終えたパレスチナ自治区ガザ出身の患者はガザに送還すると通告、患者たちに不安が広がっている。ガザではイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続き、医療機関も攻撃にさらされている。人権団体は「不衛生で食料も不足するガザに患者を送ることは死刑宣告のようなものだ」と批判している。 「戦闘地域に送還されると聞いて衝撃を受けた」。
難民申請中の送還、6月開始 3回目以降、改正入管法
出入国在留管理庁は5日、昨年成立した改正入管難民法に基づき、3回目以降の難民申請者を強制送還の対象とするなどの運用を6月10日に開始すると発表した。現行制度では難民申請中は強制送還されないが、今後は3回目の申請以降は「難民認定すべき相当の理由」を示さなければ送還される可能性がある。 入管当局は、送還を逃れる意図で申請を繰り返すケースが多いとみられることから運用を変更。
「送還されれば性暴力の対象」米国務省も案じる脱北者たちの運命
ノン・ルフールマン原則とは、送還後に自由や生命が脅かされかねない人々の送還を禁止する難民条約の条項だ。この条約は、1951年の難民の地位に関する条約と、不足部分を補った1966年の難民の地位に関する議定書の2つからなる。また、拷問禁止条約は1984年の国連総会で全会一致で採択されたものだ。
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