み・ちる【満ちる/充ちる】
[動タ上一][文]み・つ[タ上二] 1 一定の枠、空間や限界を越えそうになるほどいっぱいになる。あふれる。「会場は熱気に—・ちている」「香りが部屋に—・ちる」「危険に—・ちた戦線」 2 ある感情...
みっ‐しつ【密室】
1 締めきって外から人が入れない部屋。「—殺人」 2 人に知られないようにした秘密の部屋。「地下の—に監禁される」
みっしつ‐さつじん【密室殺人】
推理小説などで、密室(外との出入りができない部屋)の内部で人が殺されており、かつ、その犯人が室内に存在しない状態。→不可能犯罪
みなみ【南】
1 太陽の出る方に向かって右の方角。みんなみ。「—に向いた部屋」⇔北。 2 南風。はえ。《季 夏》「耳もとに波のわきたつ—かな/万太郎」
みなみ‐うけ【南受け】
南に面していること。南向き。「此部屋は—で」〈虚子・三畳と四畳半〉
むき【向き】
1 向いている方向・方角。「風の—」「北—の部屋」 2 関心・希望などの向かう方面や傾向。また、それらの内容。「物事を楽観する—がある」「願いの—を伝える」 3 人。おかた。「御希望の—はおいで...
むきょう‐しつ【無響室】
音の反響が無視できるほど小さい特別の部屋。壁・床・天井に音を吸収する素材を内張りして、残響音を取り除いている。スピーカーやマイクロホンの音響測定、聴力の精密検査、機械が発する動作音の測定などに用...
むきん‐しつ【無菌室】
1 無菌状態に保たれた病室。抵抗力が弱っている患者への感染を予防するため、徹底した空気清浄が行われた部屋を指す。国際標準化機構(ISO)により、単位体積当たりの塵埃の個数の上限が定められている。...
むさ‐くるし・い
[形][文]むさくる・し[シク]だらしなくてきたならしい。むさくろしい。「—・い服装」「—・い部屋の中」 [補説]明治以降、「苦しい」と結びついて「むさ苦しい」と書くことが多くなった。 [派生]...
むし‐むろ【蒸(し)室】
麹(こうじ)をつくるために温度・湿度をあげて発酵しやすいようにした部屋。