目(め)に浮(う)か・ぶ
実際に見ているように、頭の中に思い描かれる。「故郷の景色が—・ぶ」
め‐ぶ・く【芽吹く】
[動カ五(四)]樹木が芽を出す。「森の木がいっせいに—・く」《季 春》「がうがうと欅(けやき)—・けり風の中/波郷」
もく‐しゅく【苜蓿】
ウマゴヤシの別名。《季 春》「—の焼跡蔽ふことをせず/波郷」
もくらん【木蘭】
中国の伝説上の女性。年老いた父の代わりに男装して従軍し、功を立てて故郷に帰ったとされ、古くから民謡や詩歌、戯曲の題材となっている。ムーラン。
もと‐つ‐くに【本つ国】
故郷。ほんごく。「妾(やっこ)、今遠く—を離れたり」〈前田本継体紀〉
もも【桃】
1 バラ科の落葉小高木。葉は細長くて先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。4月ごろ葉より早く、淡紅色のほか白や濃紅色の5弁花を開く。夏に球形の肉厚多汁の実がなり、食用。種子は漢方で桃仁といい薬用...
やおや‐おしち【八百屋お七】
[1668〜1683]江戸前期、江戸本郷にいた八百屋の娘。天和2年(1682)の大火の際に避難した寺で寺小姓と恋仲となり、再会したい一心で放火して、火刑に処された。井原西鶴の「好色五人女」に取...
やすだ‐こうどう【安田講堂】
東京大学本郷キャンパスにある講堂。実業家安田善次郎の寄付により建設された。正式名称は東京大学大講堂。
やまな【山名】
姓氏の一。室町時代の守護大名。新田義重の子義範が上野(こうずけ)山名郷に住したのに始まる。四職(ししき)家の一。 [補説]「山名」姓の人物山名氏清(やまなうじきよ)山名宗全(やまなそうぜん)山名...
やまのさち【山の幸】
東郷青児による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。山と丘を背景に、果物の入った籠を持つエプロン姿の二人の女性を描く。藤田嗣治による「海の幸」と対になっている。