きめ‐どころ【決め所/極め所】
1 物事の決着をつけるのに都合のよい箇所。また、その時機。「ここが勝負の—だ」 2 要所。急所。「湯風呂に長入りして磨けども、—を知らぬゆゑ、結句ただれたやうにてむさくろし」〈浮・敗毒散・一〉
きゅう‐ぎょう【休業】
[名](スル)営業・業務などを休むこと。「都合により本日—します」
きゅう‐さい【休載】
[名](スル)新聞・雑誌などで、続きものの記事・小説などの掲載を休むこと。「作者の都合により、しばらく—します」
機(き)を見(み)るに敏(びん)
好都合な状況や時期をすばやくつかんで的確に行動するさま。
きんじ‐しき【近似式】
ある式の近似値の計算に都合のいい式。
ぎ【儀】
[名] 1 儀式。礼式。「婚礼の—」 2 事柄。こと。「その—ならば論に及ばない」 [接尾]人代名詞、人名、あるいはそれらの側の物を表す名詞に付いて、…こと、…に関して、の意を表す。多く、通...
ギアリング‐レシオ【gearing ratio】
銀行の総資産に対する自己資本の比率。リスクアセットレシオが、資産の危険の程度に応じてウエート付けした総資産を分母にするのに対して、単純に自己資本を総資産で割ったものをさす。従って国債も住宅ローン...
く‐きょう【究竟】
1 仏語。物事の最後に行きつくところ。無上。終極。 2 極めてすぐれていること。また、そのもの。「主従三騎—の逸物(いちもつ)どもにて」〈平治・中〉 3 極めて都合がよいこと。あつらえむき。くっ...
くっ‐きょう【究竟】
《「くきょう」の促音添加》 [名・形動] 1 きわめて力の強いこと。すぐれていること。また、そのさま。屈強。「跡に残ったのは—の若者ばかりである」〈鴎外・阿部一族〉 2 たいへん好都合であるこ...
くっきょう‐いち【究竟一】
1 最もすぐれていること。「大のみ小のみ手斧鋸(のこぎり)遣り鉋(かんな)、—の手裏剣と」〈浄・出世景清〉 2 この上なく好都合なこと。「必定(ひつぢゃう)久吉この内に忍び居るこそ—」〈浄・太功記〉