アジピン‐さん【アジピン酸】
《adipic acid》白色の結晶性固体。工業的にはシクロヘキサンを酸化して製する。エタノールや熱水に溶ける。ナイロンなどの合成原料。化学式HOOC(CH2)4COOH
アスタキサンチン【astaxanthin】
カロテノイドの一種。甲殻類の殻やサケの肉などに含まれる赤色色素。抗酸化作用による生理機能があるとされる。
アスパラギナーゼ【asparaginase】
アスパラギンをアスパラギン酸とアンモニアに加水分解する酵素。白血病、リンパ腫などに対する抗腫瘍効果をもつことが知られる。また、毒性が強いアクリルアミドの生成を抑えるはたらきがあるため、食品添加物...
アスパラギン【asparagine】
アミノ酸の一。最初アスパラガスから発見された。植物界に広く存在し、特に発芽したマメ類やジャガイモには遊離した形で多量に存在する。加水分解によりアスパラギン酸を生じる。
アスパラギン‐さん【アスパラギン酸】
《aspartic acid》アミノ酸の一。多くのたんぱく質に含まれ、生体内代謝に重要な役割を果たす。
アスパルテーム【aspartame】
アスパラギン酸と、フェニルアラニンとから合成した甘味料。砂糖の180〜200倍の甘みがあるがカロリーは少ない。
アスピリン【(ドイツ)Aspirin】
アセチルサリチル酸の薬品名。解熱・鎮痛薬で、もとは商標名。
アスピリン‐ぜんそく【アスピリン喘息】
アスピリンなどの非ステロイド性抗炎症薬によって発作が引き起こされる喘息。風邪薬・解熱鎮痛薬の多くが原因となる。食品に含まれる合成着色料(タートラジン)や防腐剤(安息香酸ナトリウム)によって発作が...
アセチル【acetyl】
酢酸から誘導されるCH3CO-で表される一価の基。アセチル基。略号Ac
アセチル‐コエー【アセチルCoA】
《acetyl-CoA》補酵素A(CoA)のチオール基と酢酸のカルボキシル基がチオエステル結合した化合物。高エネルギー化合物の一つ。生体内で糖質・脂質・アミノ酸の代謝や脂肪酸の合成に関与する。ア...