ち‐え【千重】
たくさん重なること。「ま幸(さき)くて妹が斎(いは)はば沖つ波—に立つとも障(さは)りあらめやも」〈万・三五八三〉
ちく‐ちく
[副](スル) 1 針などを浅く、繰り返し突き刺すさま。また、そのような痛みを断続的に感じるさま。ちくりちくり。「—(と)縫う」「心が—(と)痛む」「とげがささって—する」 2 聞く者の心に突き...
ちょう‐じょう【重畳】
[名](スル) 1 幾重にも重なること。「峰巒—して長く飛騨、越中、越後の境に亘り」〈木下尚江・良人の自白〉 2 この上もなく満足なこと。大変喜ばしいこと。感動詞的にも用いる。頂上。「あすの喜...
ちん‐せき【枕籍/枕藉】
1 互いの身を枕として寝ること。寄りかかり合って寝ること。 2 男女がともに寝ること。同衾(どうきん)。「—の度が重なるにつれて、つい絆(ほだ)され易い人情も出て来て」〈秋声・縮図〉 3 書物を...
つみ‐かさな・る【積(み)重なる】
[動ラ五(四)] 1 上へ上へと幾重にも重なる。「机に—・った本」 2 次々と物事が重なって大きくなる。「不満が—・る」
つ・む【積む】
[動マ五(四)] 1 物の上にさらに物を置く。次々と重ねる。「うずたかく—・まれた商品」「ブロックを—・む」 2 運ぶために車や船などに荷をのせる。「トラックに新米(しんまい)を—・む」「原油を...
つもり【積(も)り】
1 前もってもっている考え。意図。心ぐみ。「成功する—でいる」「怒らす—ではなかった」 2 実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ち。「死んだ—で働きます」「親の—で世話する」 3 予想...
つもり‐つも・る【積(も)り積(も)る】
[動ラ五(四)]積もった上にさらに積もる。積もり重なる。「怒りが—・って爆発する」
つも・る【積(も)る】
[動ラ五(四)] 1 物が次々に重なって高くなる。一面に多くたまる。「雪が—・る」「ほこりが—・る」 2 物事が少しずつたまって多くなる。次々と加わってふえる。「不平が—・る」「—・る思い」「—...
テルメッソス【Telmessos/Τελμησσός】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の町フェティエに位置する。リキア王国の中心都市の一つとして栄えた。たび重なる地震で多くの遺跡が失われたが、ギリシャ神殿を模したリキア王の岩窟墓や、古代...