てん‐たい【点苔】
山水画の重要な技法で、岩石や枝幹などについたコケ・小植物を示すために要所に打つ点。
てん‐りょう【天領】
1 天皇・朝廷直轄の領地。 2 江戸幕府直轄の領地。幕府の経済的基盤をなすもので、重要地には奉行・郡代・代官を置いた。幕領。
ディフュージョン‐インデックス【diffusion index】
1 指数を構成する複数の指標のうち上昇・拡張・改善・積極化などの動きを示す指標の割合を示す指数。変化の方向性を表す。 2 内閣府が発表する景気動向指数の一。景気の予測や現状判断、確認などに利用さ...
ディーエヌエー‐メチルか【DNAメチル化】
DNAを構成する塩基のシトシンやアデニンにメチル基が結合すること。個体の発生や細胞の分化に重要な役割を果たしている。
ディー‐カルニチン【D-カルニチン】
《Dは、dextrorotatory(右旋性の意)の頭文字》カルニチンの立体異性体の一つ。鏡像異性体のL-カルニチンは生体内で脂質の代謝に重要な役割を果たしているが、D-カルニチンにはそうした機...
でぐち‐せいさく【出口政策】
金融危機に際して、各国の中央銀行等の取った異例の金融緩和政策をいつ、どのような手順で終わらせるかについての対策。出口戦略。 [補説]例えば、2008年9月のリーマンショック以降、各国の中央銀行は...
デュナミス【(ギリシャ)dynamis】
アリストテレス哲学で、生成・発展を説明する重要概念。終局目的たる現実態(エネルゲイア)に先だつ可能的な段階。可能態。
でん‐ぷん【澱粉】
多糖類の一。植物の葉緑体で光合成によって作られ、根・茎・種子・果実などに蓄えられる。無味無臭の白色粉末。でんぷん粒はアミロースとアミロペクチンとで構成される。動物の重要な熱量源で、消化によりグル...
でんぽう‐かんじょう【伝法灌頂】
密教を修行したすぐれた行者に、阿闍梨(あじゃり)の位を許すための灌頂。密教灌頂の中で最も重要な儀式。伝教灌頂。授職灌頂。
とい‐まる【問丸】
中世、港や重要都市にあって、年貢などの物資の輸送・保管・中継取引、船舶の準備、宿泊の世話などを行った業者。問(とい)。問屋(といや)。