こう‐や【広野/曠野】
広々とした野。ひろの。
こう‐や【荒野】
1 あれはてた野原。あれの。あらの。 2 開発されていない土地。平安末から中世にかけて開墾・開発が奨励され、その開発地の、租税・雑役は免除された。
こう‐や【郊野】
郊外の野原。
こうや【高野】
和歌山県の高野山のこと。また、そこにある金剛峰寺(こんごうぶじ)や真言宗・弘法大師などをさす。
こせ‐の【巨勢野】
奈良県御所(ごせ)市古瀬付近の野。巨勢山(こせやま)の西麓(せいろく)にあたる。[歌枕]
こびきちょう‐かのう【木挽町狩野】
江戸幕府の奥絵師、狩野派四家の一。狩野尚信に始まり、木挽町に居を定めたのでこの名がある。
さが‐の【嵯峨野】
京都市右京区嵯峨付近の呼称。[歌枕]「さびしさは秋の—の野辺の露月にあととふ千代の古道」〈後鳥羽院御集〉
さぬき‐へいや【讃岐平野】
香川県北部の平野。雨が少ないため、満濃池(まんのういけ)など灌漑(かんがい)用の溜め池が多い。
さの【佐野】
栃木県南西部の市。中世は佐野氏の城下町、江戸時代は日光街道の宿場町。古くから佐野縮(ちぢみ)の産地。中部に出流原(いずるはら)弁天池の湧水がある。人口12.1万(2010)。 群馬県高崎市南...
さの【佐野】
姓氏の一。 [補説]「佐野」姓の人物佐野源左衛門尉常世(さのげんざえもんのじょうつねよ)佐野次郎左衛門(さのじろうざえもん)佐野真一(さのしんいち)佐野常民(さのつねたみ)佐野利器(さのとしかた...