しめ‐の【標野】
皇室や貴人が占有し、一般の者の立ち入りを禁じた野。禁野(きんや)。「あかねさす紫野行き—行き野守は見ずや君が袖振る」〈万・二〇〉
しもつけ【下野】
《「しもつけの(下毛野)」の略》 旧国名の一。大半が現在の栃木県。ごく一部が群馬県桐生市にあたる。野州(やしゅう)。 栃木県中南部にある市。石橋・小金井は江戸時代は日光街道の宿場町として...
しもつけの【下毛野】
下野(しもつけ)の古称。
し‐や【視野】
1 外界の一点を凝視するとき、その点を中心として見える範囲。視力の及ぶ範囲。「—が開ける」「—を遮る」 2 顕微鏡・望遠鏡・写真機などの、レンズで見ることのできる範囲。 3 物事を考えたり判断し...
しゅじゃか‐の【朱雀野】
中世以降、京都が荒廃した時の、田野となった朱雀大路あたりの呼称。しゅじゃくの。すじゃかの。
しょうない‐へいや【庄内平野】
山形県北西部、日本海に面する沖積平野。県内最大の平坦地で、最上川が流れ、庄内米で知られる日本有数の米作地帯となっている。中心都市は酒田市・鶴岡市。
しょうの【庄野】
三重県鈴鹿市の地名。もと東海道五十三次の宿駅。
しょうの【庄野】
姓氏の一。 [補説]「庄野」姓の人物庄野英二(しょうのえいじ)庄野潤三(しょうのじゅんぞう)
しんしょく‐へいや【浸食平野】
河川の浸食によって土地が低く平らになってできた平野。
すが‐の‐あらの【須賀の荒野】
長野県にあった荒野。位置は諸説あるが未詳。[歌枕]「信濃なる—にほととぎす鳴く声聞けば時過ぎにけり」〈万・三三五二〉