とおの【遠野】
岩手県中東部の市。もと南部氏の一族八戸(はちのへ)氏の城下町。古くから南部駒の産地であり、馬の競り市が行われる。また柳田国男「遠野物語」で民話・伝説のふるさととして知られる。酪農や木工業が盛ん。...
とかち‐へいや【十勝平野】
北海道南東部、十勝川流域に広がる平野。畑作地帯で、豆類やジャガイモの産出が多く、酪農も盛ん。
とくしま‐へいや【徳島平野】
徳島県北部に広がる平野。吉野川の中・下流域の沖積平野で、畑作農業が主。平野周辺はミカンの栽培が盛ん。かつては藍(あい)の生産で有名だった。中心都市は徳島市で、臨海部は化学工業地帯。吉野川平野。
とっとり‐へいや【鳥取平野】
鳥取県東部、千代(せんだい)川下流域に広がる平野。溺れ谷に千代川の流砂が埋め残した沖積平野で、鳥取砂丘と潟湖(せきこ)の湖山池がある。古くから開け周辺の丘陵には古墳が多く、奈良時代の条里制遺構も...
となみ‐へいや【砺波平野】
富山県西部、庄川(しょうがわ)・小矢部川流域の平野。越中米の産地で、典型的な散村集落が見られる。
とぶひ‐の【飛火野】
奈良市、春日山のふもと、春日野の一部。また、春日野の別名。元明天皇のころに烽火(のろし)台が置かれた。
とやま‐へいや【富山平野】
富山県、富山湾に面する平野。黒部(くろべ)川・神通川など多くの河川による扇状地。米作が発達し、近年工業化も進む。
とよはし‐へいや【豊橋平野】
愛知県南東部、豊川下流域に広がる沖積平野。渥美(あつみ)湾岸は埋め立てられ、工業地域となっている。中心都市は豊橋市。東三河平野。
とりべ‐の【鳥辺野/鳥部野】
京都市東山区の清水(きよみず)寺から西大谷に通じるあたりの地名。古く、火葬場があった。鳥辺山。
ない‐や【内野】
1 野球で、一塁・二塁・三塁・本塁を結ぶ直線で囲まれた四角形の区域。インフィールド。ダイヤモンド。⇔外野。 2 「内野手」の略。