あこがれ
石川啄木の第1詩集。明治38年(1905)、小田島書房より刊行。上田敏が序詩を寄せ、与謝野鉄幹が跋文(ばつぶん)を書いた。
あこがれ‐の‐まと【憧れの的】
多くの人があこがれる対象の人や物事。「野球選手は子供たちの—だ」
あこめ‐すがた【衵姿】
女児が表衣(うえのきぬ)を着ないで衵だけを着ている姿。「童(わらはべ)など、をかしき—うちとけて」〈源・野分〉
あさ‐いち【朝市】
朝開く魚・野菜などの市。
あさか‐しゃ【浅香社】
短歌の結社。明治26年(1893)落合直文(おちあいなおぶみ)を主宰者として結成。機関誌はなかったが、鮎貝槐園(あゆかいかいえん)・大町桂月・与謝野鉄幹らが参加、短歌革新を推進した。
あさか‐の‐ぬま【安積の沼/浅香の沼】
安積山の麓にあったといわれる沼。[歌枕]「野辺はいまだ—にかる草のかつみるままに茂る頃かな」〈新古今・夏〉
あさくさ‐どおり【浅草通り】
東京都台東区東上野から江東区亀戸までの道路の呼び名。上野駅前から隅田川をわたり、明治通りに至る。
あさくら【朝倉】
福岡県中部、筑後川中流の北岸にある市。北東の山岳部には複数のダムがあり福岡市などの水源地。平野部では花卉(かき)栽培が盛ん。平成18年(2006)3月に甘木市・杷木(はき)町・朝倉町が合併して...
あさご【朝来】
兵庫県中央部にある市。播磨(はりま)と但馬(たじま)を結ぶ古くからの街道上にあり、現在も播但連絡道路が通る。平成17年(2005)4月に生野町、和田山町、山東町、朝来町が合併して成立。人口3.3...
あさじう‐の【浅茅生の】
[枕]浅茅の生えている野の意から「小野(をの)」にかかる。「—小野の篠原(しのはら)忍ぶれど余りてなどか人の恋しき」〈後撰・恋一〉