おおしま‐たかとう【大島高任】
[1826〜1901]幕末から明治初期の冶金(やきん)技術者。陸奥(むつ)の人。安政4年(1857)釜石鉱山に洋式高炉を建設、日本近代製鉄業の基礎を築いた。
おお‐ぞら【大空】
[名]広々とした空。 [形動ナリ] 1 いいかげんで頼りないさま。「か様に—なる事を忘れず心にかくる事は」〈発心集〉 「徒(あだ)なる心をうらみかこてども、—にのみ聞きなして」〈読・雨月・吉...
お‐かま【御釜/御竈】
1 「かま」「かまど」の美化語。 2 《3から》(御釜)男色や、その相手。また、女性の容姿や言葉遣いをまねる男性。 3 (御釜)尻の異称。→御釜を掘る 4 (御釜)下女の異称。 5 火山の噴火口...
お‐こげ【御焦げ】
1炊いた釜(かま)の底に焦げついた飯。こげめし。 2⇒鍋巴(グオバ)
おにこうべ‐おんせん【鬼首温泉】
宮城県玉造(たまつくり)郡鳴子(なるこ)町北部、荒雄岳山麓の温泉群。雌釜(めがま)・雄釜(おがま)の間欠泉は特別天然記念物。
お‐ねば【御粘】
(女性語) 1 水を多くして炊いた飯からとったねばねばした汁。煮抜き。 2 飯が煮え立ったとき、釜の外に噴きこぼれるねばねばした汁。
おもい‐か・ぬ【思ひ兼ぬ】
[動ナ下二] 1 思いをおさえられなくなる。「—・ね心は空にみちのくの千賀の塩釜ちかきかひなし」〈平家・六〉 2 判断がつかなくなる。「新羅(しらき)へか家にか帰る壱岐(ゆき)の島行かむたどきも...
オートクレーブ【autoclave】
内部を高圧力状態にすることができる耐圧性の高い容器や装置。加圧下における化学合成や化学反応、医学・生化学分野の滅菌処理などに用いられる。また圧力鍋も原理的にオートクレーブの一種といえる。耐圧釜。...
かい【甲斐】
旧国名の一。現在の山梨県にあたる。甲州。 山梨県中西部、釜無(かまなし)川東岸にある市。武田信玄が築いた信玄堤の遺構がある。江戸時代には綿花栽培が盛んで、現在はぶどうなど果樹栽培のほか、電子...
かい‐がん【蟹眼】
《カニの目のような小さな泡が立つところから》茶釜の湯の煮えたぎること。