らいさん‐すいぎん【雷酸水銀】
雷酸HONCと水銀との塩。古くから知られ、爆発しやすく、雷酸水銀(Ⅱ)は雷汞(らいこう)とよばれる。
り‐ぎん【利銀】
「利金(りきん)1」に同じ。「—のかさなり富貴になる事を楽しみける」〈浮・胸算用・二〉
りゅうか‐ぎん【硫化銀】
銀の硫化物。黒色の粉末。天然には輝銀鉱として産出。銀器の表面が黒変するのは、これが生ずることによる。化学式Ag2S
りゅうか‐すいぎん【硫化水銀】
水銀の硫化物。 1 硫化水銀(Ⅰ)。不安定で、常温の水溶液中でただちに分解し、硫化水銀(Ⅱ)と水銀とになる。化学式Hg2S 2 硫化水銀(Ⅱ)。黒色または赤色の固体。天然には辰砂(しんしゃ)とし...
りょ‐ぎん【旅銀】
旅をするのに必要な金銭。旅費。路銀。「二人は—の乏しさに」〈鏡花・眉かくしの霊〉
れん‐ぎん【連銀】
《「連邦準備銀行」の略称》⇒エフ‐アール‐ビー(FRB)
れんぱん‐がね【連判銀】
何人かが連判して連帯責任で金を借りること。また、その金。「あるひは家質(かじち)又は—にて紋日をつとめ」〈浮・元禄大平記〉
ろう‐ぎん【労銀】
労働の賃銀。労賃。
ろ‐ぎん【路銀】
旅に必要な金銭。旅費。
わたくし‐がね【私金/私銀】
こっそり蓄えている金銭。内証金。へそくり。「人の知らぬ—」〈浮・一代男・七〉