こ‐ぎん【庫銀】
《庫平(こへい)という秤(はかり)で重さを量ったところから》中国で清代に流通した銀貨。紋銀。
こしかけ‐ぎん【腰掛(け)銀】
将棋で、序盤の陣形の一。5筋の歩(ふ)を進めず、その上に銀将が出る形。
こだま‐ぎん【小玉銀】
「豆板銀」の異称。
こ‐ちょうぎん【古丁銀】
慶長6年(1601)鋳造の慶長丁銀以前に鋳造された丁銀。
こぶんじ‐きんぎん【古文字金銀】
元文金銀(げんぶんきんぎん)の異称。
ごもんめ‐ぎん【五匁銀】
江戸幕府が、明和2〜安永元年(1765〜72)の間に発行した長方形の銀貨。「銀五匁」の極印がある。明和五匁銀。
さくさんフェニル‐すいぎん【酢酸フェニル水銀】
有機水銀化合物の一つ。白色の結晶性粉末。農業用殺菌剤として用いられたが、現在、日本では使用禁止。PMA(phenylmercuric acetate)。化学式CH3COOHgC6H5
さんか‐すいぎん【酸化水銀】
水銀の酸化物。 1 酸化水銀(Ⅰ)(酸化第一水銀)Hg2O 第一水銀の溶液にアルカリを過剰に加えたときに生じる黒色の沈殿物。黒降汞(こくごうこう)。黒色酸化水銀。 2 酸化水銀(Ⅱ)(酸化第二水...
さんぼう‐ぎん【三宝銀】
「宝」の字の極印三つを打った丁銀と豆板銀。江戸幕府が宝永7年(1710)から翌年にかけて鋳造したもの。
しき‐がね【敷金/敷銀】
「敷金(しききん)」に同じ。「—にして物を売るとも」〈浮・永代蔵・五〉 「入聟(むこ)の—にて此の家を継がすべき事をたくみ」〈浮・懐硯・五〉