ど‐ら【銅鑼】
打楽器の一。青銅などでできた金属製円盤を枠につるし、ばちで打ち鳴らす。仏教の法要、民俗芸能の囃子(はやし)、歌舞伎下座音楽、出帆の合図などに広く用いられる。ゴング。 [補説]書名別項。→銅鑼
どら【銅鑼】
詩誌。大正14年(1925)、草野心平が広東(カントン)留学中に創刊。宮沢賢治・八木重吉らの作品を紹介。昭和3年(1928)終刊。
どら‐やき【銅鑼焼(き)】
小麦粉・卵・砂糖などを溶いて銅鑼の形に丸く流して焼いた2枚の皮の間に粒あんを挟んだ和菓子。
どらを打(う)・つ
道楽をする。放蕩(ほうとう)して財産を使い果たす。「傾城集めてどら打たるるを」〈浄・浪花鑑〉 [補説]「金尽く」を「鉦(かね)を撞(つ)く」にもじり、さらに「銅鑼(どら)を打つ」とかけたしゃれという。