ぎょう‐しょう【暁鐘】
1 夜明けに鳴らす鐘。明けの鐘。⇔暮鐘。 2 新しい時代の始まりを告げ知らせるもの。「近代日本の—」 [補説]書名別項。→暁鐘
ぎょうしょう【暁鐘】
土井晩翠の第2詩集。明治34年(1901)刊。
けい‐しょう【警鐘】
1 火災・洪水などの、警戒を促すために鳴らす鐘。「—を打ち鳴らす」 2 危険を予告し、警戒を促すもの。警告。「現代社会への—」
啓白(けいびゃく)の鐘(かね)
啓白の時に鳴らす鐘。「高座にのぼり、—うちならす時」〈平家・七〉
こう‐しょう【鴻鐘/洪鐘】
大きな釣鐘。大鐘。巨鐘。
こう‐しょう【黄鐘】
1 中国音楽の十二律の一。音律の基本となる音。日本の十二律の壱越(いちこつ)にあたる。 2 陰暦11月の異称。
こ‐しょう【古鐘】
長い年月を経た釣鐘。
こん‐しょう【昏鐘】
日暮れにつく鐘の音。晩鐘。
ごう‐しょう【号鐘】
1 合図に鳴らす鐘。「—が鳴り響くと共に、先ず学生が列を正して」〈木下尚江・良人の自白〉 2 船に装置して時報を知らせたり霧中の衝突防止などのために鳴らす鐘。
シチリアのばんしょう【シチリアの晩鐘】
《原題、(フランス)Les vêpres siciliennes》ベルディのフランス語およびイタリア語によるオペラ。全5幕。パリ万国博のために作曲され、1855年にオペラ座で初演。13世紀末、フ...