よしきり‐ざめ【葦切鮫】
メジロザメ科の海水魚。全長約3メートル。体は細長い紡錘形で胸びれが長く、緑青色。性質は荒く人も襲う。熱帯から冷帯の外洋に分布。肉は練り製品の材料、ひれは中国料理の「ふかのひれ」として上等品。《季 冬》
よ‐たか【夜鷹/蚊母鳥/怪鴟】
1 ヨタカ目ヨタカ科の鳥。全長約29センチ。全体に茶褐色の細かい模様があり、くちばしは小さいが、口は開くと大きく、周りに長い剛毛をもつ。夜、飛びながら昆虫を捕食し、キョキョキョと早口で鳴き、枝に...
よ‐なが【夜長】
夜の長いこと。特に、9月・10月ころ、夜が非常に長く感じられること。「秋の—」《季 秋》「山鳥の枝踏みかゆる—かな/蕪村」
よ‐なが・し【夜長し】
[形ク]夜が長い。「なよ竹の—・きうへに初霜のおきゐて物を思ふころかな」〈古今・雑下〉
世(よ)を◦経(へ)る
1 長い年月を経過する。「—◦経て残る傑作」 2 男女の情事を経験する。「女のまだ世経ずと覚えたるが」〈伊勢・一二〇〉
ヨークシャー‐テリア【Yorkshire terrier】
犬の一品種。ヨークシャー地方の原産。小形で脚は短く、体毛は鉄青色で長い。愛玩用。
ライオン‐タマリン【lion tamarin】
オマキザル科ライオンタマリン属の哺乳類。小形のサルで、頭・肩の毛がたてがみのように長い。果物や昆虫を食べる。ブラジル南東部の森林に分布するが、数が激減している。
ライ‐むぎ【ライ麦】
イネ科の越年草。高さ1.5〜3メートル。耐寒性が強く、コムギより穂が長く、実も細長い。実を製粉して黒パンを作るほか、麦芽はウオツカやビールの原料、穂にできる麦角(ばっかく)は薬用とする。小アジア...
らいらい‐せせ【来来世世】
《「来世」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》来世のまた次の来世。生まれかわり死にかわって繰り返される長い未来。未来永劫(えいごう)。「—の迷ひなり」〈浄・嫗山姥〉
ラジウム【radium】
アルカリ土類金属の一。放射性元素の代表的なもの。天然には質量数223、224、226、228の4種の同位体があり、半減期の最も長いのは226で約1600年。単体は銀白色の重い金属。空気中では黒変...