閃で終わる言葉

いっ‐せん【一閃】

［名］(スル)ぴかっと光ること。ひとひらめき。「電光—」「殺すなら、今だという気が、心頭をかすめて、—する」〈芥川・偸盗〉

がん‐せん【眼閃】

⇒眼火閃発(がんかせんはつ)

しでん‐いっせん【紫電一閃】

研ぎ澄ました刀をひと振りするときにひらめく鋭い光。転じて、事の火急なこと。

せん【閃】

［人名用漢字］　［音］セン（呉）（漢）　［訓］ひらめく きらりと光る。ひらめく。「閃光・閃閃／一閃・電閃」

せん‐せん【閃閃】

［ト・タル］［文］［形動タリ］ １ ひらひらと動くさま。「臥蚕(がさん)の太眉—と動きて」〈樗牛・滝口入道〉 ２ きらきらと輝くさま。「日光が—と私の窓を射はじめる」〈梶井・冬の蠅〉

でん‐せん【電閃】

１ 稲妻がひらめくこと。稲光。 ２ 刀剣の刃が稲妻のようにひらめくこと。