しぜん‐たい【自然体】
1 剣道などで、両足をわずかに前後または左右に開き、無理のない形で立った姿勢。 2 気負いのない、自然な態度。
したて‐だしなげ【下手出し投げ】
相撲のきまり手の一。相手の前まわしを浅く下手に取り、反対側の足を大きく後方に引いて半身に開き、自分のあごで相手の首か肩を下に押しつけ、前方に投げ倒す。
しば‐からど【柴唐戸】
庭の入り口に設ける両開きの戸。框(かまち)を煤竹(すすだけ)で作り、上部の3分の1は割り竹をひし形に組んで藤づるで結び、下部は萩を縦に並べて煤竹の押し縁を当てたもの。
しゃぎり
1 狂言の囃子(はやし)で、めでたく、にぎやかな気分を表す笛の節。 2 民俗芸能で、風流(ふりゅう)の行列などが練っていく途中、笛・太鼓・鉦(かね)などで奏する囃子。 3 (「砂切」とも書く)歌...
シャッター【shutter】
1 防犯・防火などのため窓や入り口に取り付ける金属製の巻き上げ式の扉。よろい戸。「—を下ろす」 2 カメラで、撮影するときにだけ開き、必要な露光量をフィルムに与える装置。デジタルカメラでは、フィ...
しゅら‐ばやし【修羅囃子】
歌舞伎下座音楽の一。武芸の試合などの立ち回り、道場や武家屋敷庭前の幕開きなどに用いる大鼓・小鼓の鳴り物。水打ち。しらばやし。
しゅりょう‐ぎれい【狩猟儀礼】
狩猟に際して行われる儀礼で、豊猟を祈願したり、獲物を神に感謝したりするもの。矢開き・血祭り・毛祭りなど。
しらせ【知らせ/報せ】
1 知らせること。また、その内容。通知。「合格の—を待つ」「悪い—が届く」 2 何か事が起こるような兆し。前兆。「不吉な—」「虫の—」 3 歌舞伎で、幕開きや舞台転換などのとき、その合図に打つ拍子木。
しわ‐ほう【視話法】
発音の際の口の開き方を図で示し、発音を習得させる方法。言語障害者に応用する。スコットランドのベル父子の考案で、明治中期に伊沢修二・遠藤隆吉によって紹介された。
しん‐はれつ【心破裂】
心筋梗塞や外傷などによって、心臓の壁に穴が開き、破れること。急性心筋梗塞で壊死した心筋が、心臓の圧力に耐えられず、左心室の外壁に破裂が生じる場合が多い(左室自由壁破裂)。心膜腔に多量の血液が貯ま...