さく‐れい【作澪】
干潟や入り江などに、潮の流れをよくするため水路を開くこと。カキ・ノリ・真珠などを養殖している漁場で行う。
さだめ‐て【定めて】
[副] 1 「定めし」に同じ。「貴方は—飽きっぽいと思うでしょう」〈漱石・明暗〉 2 必ず。「花開くれば必ず菓を結ぶ、罪を作れば—果を感ずるなり」〈今昔・三・一七〉
さつま‐いも【薩摩芋/甘藷】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。地をはう茎の節から根が伸び、地中に大きい塊根をつくる。夏、アサガオに似た小花を開く。塊根を、食用のほかでんぷん・アルコールの原料にする。熱帯アメリカの原産で...
さと・る【悟る/覚る】
[動ラ五(四)] 1 物事の真の意味を知る。はっきりと理解する。「芸の神髄を—・る」 2 隠されているもの、また自分の運命などについて、それと気づく。感づく。察知する。「危険を—・る」「言外の意...
さ‐ぶつ【作仏】
仏となること。また、最高の悟りを開くこと。成仏(じょうぶつ)。
サボン‐そう【サボン草】
ナデシコ科の多年草。高さ20〜80センチ。夏、桃色の5弁花を開く。葉や根にサポニンを含むので水に浸すと石鹸(せっけん)水のように泡を出す。根を去痰(きょたん)薬などに用いる。ヨーロッパ・アジア西...
サラセニア【(ラテン)Sarracenia】
サラセニア科サラセニア属の多年生の食虫植物の総称。葉は筒形の捕虫葉で、水差しの口に似る。花は茎の頂に下向きに1個開く。北アメリカ北東部の原産。瓶子草(へいしそう)。
さるだ‐ひこ【猿田彦】
《「さるたひこ」とも》 「猿田彦神(さるだひこのかみ)」に同じ。
シソ科の多年草。湿地に自生し、高さ20〜60センチ。茎は四角柱。葉は対生し、縁に粗いぎざぎざがある。夏から秋に、葉の付け根に...
サロー【(フランス)sarrau】
子供用の、服の汚れを防ぐための上っ張り。背中で開くようになっている。
さわ‐おぐるま【沢小車】
キク科の多年草。本州以南の山間の湿地に自生。高さ60〜90センチ。葉はへら形。初夏、黄色い頭状花を多数開く。