せつぶん‐そう【節分草】
キンポウゲ科の多年草。山の日陰地に生え、高さ8〜15センチ。茎の先に細かく裂けた葉がつき、早春、その中心に、萼(がく)が花弁状の白い花を1個開く。関東地方以西に分布し、石灰岩地によく生える。《季 春》
せ‐びらき【背開き】
魚の背筋に沿って切り、腹の皮を残して開くこと。背切り。背割り。
せ‐わり【背割(り)】
1 魚などの背を切り開くこと。 2 男物の羽織で、背縫いの裾を縫い合わせない仕立て方。 3 柱・縁桁(えんげた)などが建築後に亀裂を生じるのを防ぐため、あらかじめ見えない背の部分に、樹心に達する...
せん‐こう【先行】
[名](スル) 1 ㋐他の人に先だって行くこと。前行。「—したグループと合流する」「—部隊」 ㋑他の事柄よりも先に進むこと。「実力より人気が—する」「時代に—する意見」 2 先にたって手引きをす...
せん‐たん【戦端】
戦いのいとぐち。「—を開く」
せん‐のう【仙翁】
ナデシコ科の多年草。高さ約60センチ。全体に細毛が密生。夏、花びらの先が裂けた深紅色の5弁花を開く。中国の原産で、古くから観賞用に栽培される。仙翁花(せんのうげ)。《季 秋》
せん‐ぶり【千振】
1 リンドウ科の越年草。日当たりのよい山野などに生え、高さ約25センチ。茎は四角柱で暗紫色、葉は線形。秋、花びらの5裂した、紫色のすじのある白い花を開く。全体に苦味があり、胃腸薬に用いられる。名...
ぜに‐あおい【銭葵】
アオイ科の越年草。高さ60〜90センチ。葉は円形で長い柄をもち、互生する。初夏、赤紫色の5弁花を開く。ヨーロッパの原産で、日本には元禄以前に渡来。錦葵(きんき)。小葵(こあおい)。《季 夏》「—...
ぜん‐かい【全開】
[名](スル) 1 全部開くこと。いっぱいにあけること。「ガス栓を—する」「エンジン—」⇔全閉。 2 全力で行うこと。もっている力を最大限に出すこと。「キックオフから—で戦う」「パワー—」 [補...
ぜん‐もんどう【禅問答】
禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話。