ず‐な・い【図無い】
[形][文]づな・し[ク]程度に限りがないさま。途方もない。とてつもない。「そんたあ—・い人だやあ」〈滑・膝栗毛・三〉
ず‐は
[連語]《打消しの助動詞「ず」の連用形+係助詞「は」》 1 打消しの順接仮定条件を表す。もし…なかったら。「ま梶(かぢ)貫(ぬ)き舟し行か—見れど飽かぬ麻里布の浦に宿りせましを」〈万・三六三〇〉...
せいいきなき‐かんぜいてっぱい【聖域なき関税撤廃】
自由貿易協定や経済連携協定において、例外を設けず全品目の関税を撤廃すること。聖域とは、ここでは国内産業保護などを理由として特定の産品について例外的に関税を残すこと、またその特定産品を意味する。 ...
せい‐ぎり【精切り】
[副]《「せいきり」とも》力の限り努力するさま。精一杯。「朝カラ晩マデ—一冊ノ本ヲ書イタ」〈和英語林集成〉
せいしゅんじゅうはち‐きっぷ【青春十八きっぷ】
JRグループが発行する特別乗車券の一。一日に限り、普通・快速列車が乗り放題となるもの。JRの前身である日本国有鉄道が昭和57年(1982)「青春十八のびのびきっぷ」として販売開始、翌年より現名称...
せいぶん‐ワクチン【成分ワクチン】
感染防御に役立つ抗原を主成分とするワクチン。抗原以外の物質をできる限り除去するため、副作用を起こしにくい。百日咳、インフルエンザ、B型肝炎のワクチンに用いられる。
せっきょくてき‐あんらくし【積極的安楽死】
安楽死の一つ。本人の自発的な意思により、致死量の薬物の投与を受けるなどして、病苦などを避けて死に至ること。日本では、処置を行った医師らは殺人罪の対象となりうるが、1)耐え難い苦痛がある、2)死期...
せっ‐せん【接線/切線】
曲線上の二点P・Qを結ぶ直線があるとき、Qを限りなくPに近づけたときの極限の直線を、この曲線の点Pにおける接線といい、Pを接点という。
せんけつ‐しょぶん【専決処分】
地方公共団体の議会が議決または決定すべき事項を、特定の場合に限り、地方公共団体の長が議会に代わって処理すること。
せんけん‐てき【先験的】
[形動]《(ドイツ)transzendental》 1 カント哲学で、対象にかかわるのではなく、先天的に可能な限りでの対象の認識のしかたに関する認識についていう。超越論的。 2 フッサールの現象...