はり‐つ・く【貼(り)付く/張(り)付く】
[動カ五(四)] 1 紙や布などがぴったりとくっついて、離れなくなる。「汗でシャツが背中に—・く」 2 特定の人や場所などから離れずにいる。「取材陣が人気歌手に—・く」 [動カ下二]「はりつ...
はん‐こう【反攻】
[名](スル)守勢であったものが逆に攻勢に転じて攻めること。反撃。「陣容を立て直して—する」
はん‐しょう【半鐘】
1 釣鐘の小さいもの。本来は寺院・陣中などの合図に用いたが、江戸時代から火の見櫓(やぐら)につるし、火災・洪水・盗賊などの非常時に鳴らすようになった。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
ばいろ【陪臚/倍臚】
《「はいろ」とも》雅楽。唐楽。平調(ひょうじょう)で古楽の中曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は四人の武(ぶ)の舞で、唐楽であるが、右方に属する。番舞(つがいまい)は太平楽。陪臚破陣楽(はじんらく)。
ばく‐えい【幕営】
[名](スル) 1 幕を張りめぐらした陣営。 2 テントを張って野営すること。
ばく‐か【幕下】
1 張りめぐらした幕の中。陣営。 2 近衛大将の唐名。 3 将軍の異称。 4 将軍の配下の者。また、家来。手下。
ばく‐ぜん【驀然】
[ト・タル][文][形動タリ]まっしぐらに進むさま。急に起こるさま。「黒風一陣雨を巻て—として天(そら)より下し来(き)」〈露伴・日蓮上人〉
ばく‐ふ【幕府】
《古く陣中にいる将軍が幕を張った中で軍務を処理したところから》 1 陣中で将軍がいる所。柳営。 2 近衛府の唐名。また、近衛大将の居館。 3 武家政権の政庁。また、その権力組織。源頼朝が建久元年...
ばっ‐かく【麦角】
麦角菌が麦類の穂に寄生してつくる菌核。長さ約1〜3センチの角(つの)状で表面は紫黒色。アルカロイドを含み有毒。陣痛促進・子宮止血剤に使用。
ばっかく‐アルカロイド【麦角アルカロイド】
麦角に含まれるアルカロイドの総称。これらの抽出物から陣痛誘発剤やLSDが作られる。