じしゅ‐こう【十種香/十炷香】
《「じしゅごう」とも》 1 10種類の香の名。栴檀(せんだん)・沈水(じんすい)・蘇合(そごう)・薫陸(くんろく)・鬱金(うこん)・青木(せいぼく)・白膠(はっこう)・零陵(れいりょう)・甘松(...
じ‐じ【自恃】
自分自身をたのみとすること。自負。「自信も—も失いつくしたのち」〈中島敦・李陵〉
じぶ‐しょう【治部省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。姓氏のこと、五位以上の官人の継嗣・婚姻、祥瑞(しょうずい)・喪葬・国忌のこと、外国使臣の接待などをつかさどる。管轄下に雅楽寮・玄蕃寮(げんばりょう)・...
ジャイサルメル【Jaisalmer】
インド北西部、ラジャスタン州のオアシス都市。タール砂漠中央部に位置する。12世紀にラージプート諸王朝の王ジャイサルによって城塞都市が築かれ、東西交易の要衝として栄えた。現在も貴族たちの豪華な邸宅...
ジャイサルメル‐じょう【ジャイサルメル城】
《Jaisalmer Fort》インド北西部、ラジャスタン州のオアシス都市ジャイサルメルにある城塞。12世紀にラージプート諸王朝の王ジャイサルにより建造。岩山の上に位置し、黄色い砂岩の堅固な城壁...
じゅう‐い【戎衣】
戦争に行くときの衣服。軍服。「自らの血と返り血とで、—は重く」〈中島敦・李陵〉
じゅうけい【重慶】
中国中部にある商工業都市。四川省に属していたが1997年に直轄市となった。揚子江・嘉陵江(かりょうこう)の合流点にあり、古くから交通の要地。日中戦争当時は国民政府の臨時の首都。人口、行政区969...
じゅう‐りょう【十陵】
平安時代以降、朝廷が特に尊重し、荷前(のさき)の使いを派遣した天智・光仁・桓武天皇など10の陵墓。年代によって異同がある。
じょうえんかほう‐ふん【上円下方墳】
方形の上に円形を重ねた墳丘をもつ古墳。7世紀後半に発達。京都山科(やましな)の天智天皇陵がその例。
じょう‐しょう【城障】
敵の侵入・攻撃を防ぐための城壁や堤防など。「朔北に築いた—もたちまち破壊される」〈中島敦・李陵〉