ちん‐まり
[副](スル)小さくまとまっているさま。「—(と)した目鼻だち」「部屋の隅に—(と)座っている」
つき‐こ・む【築き込む/築き籠む】
[動マ下二] 1 塀などを築いて囲う。「二条堀川のわたりを四町—・めて」〈狭衣・一〉 2 屍(しかばね)を埋め、塚などを築く。「この道のほとりに—・めて」〈謡・隅田川〉
つきしま【月島】
東京都中央区の地名。隅田川河口を埋め立てて、明治時代に造成された人工島。初め築島(つきしま)といったが、後に「月」の字を当てた。
つくだ‐じま【佃島】
東京都中央区の地名。昔は隅田川河口の単独の島で、江戸初期に摂津国佃(現在の大阪府西淀川区)の漁民が移住、地名の由来となる。今は埋め立てにより石川島・月島と地続きとなった。近年、北部に住宅団地がで...
つくだ‐ぶし【佃節】
1 江戸中期以降、隅田川を往来した遊船の中で芸者などが弾いた三味線の手。また、それに伴う唄。 2 歌舞伎下座音楽の一。1を取り入れた下座唄で、隅田川・深川などの舟遊びの場面に用いる。佃の合方(あ...
つく・ねる【捏ねる】
[動ナ下一][文]つく・ぬ[ナ下二] 1 手でこねて丸く作る。こねてまるめる。「米の粉を—・ねて団子を作る」 2 無秩序に積み重ねる。「叔父の羽織がくしゃくしゃになって隅の方に—・ねてあった」〈...
つぼ‐ざら【壺皿】
1 本膳(ほんぜん)料理に用いる、小さくて深い食器。煮物などを盛る。 2 ばくちの采(さい)を入れて伏せるのに用いる器。壺。 3 見開いた大きな目。「睨(にら)む眼の—より、無念の涙はらはらはら...
つま‐ど【妻戸】
1 寝殿造りで、殿舎の四隅に設けた両開きの板扉。 2 家の端方にある開き戸。
てかり‐だけ【光岳】
静岡・長野の県境、赤石山脈南部にある山。標高2591メートル。山頂南西部の大井川源流部は原生自然環境保全地域に指定されている。山頂部にはハイマツ群落があり、その分布の南限といわれる。三隅(みすみ)岳。
てっ‐ぽう【鉄砲/鉄炮】
1 火薬の爆発に伴うガス圧によって弾丸を発射する金属製の火器。ふつう小銃をいう。古くは大砲をも称した。 2 《形が1に似ているところから》据え風呂の下部や隅に取り付け火をたくようにした鉄製または...