ひき‐ぎわ【引(き)際/退き際】
それまでの地位・立場などから退くときの時期や身の処し方。ひけぎわ。「—が悪い」「—が肝心だ」
ひけ‐ぎわ【引け際/退け際】
1 1日の勤務などが終わって退出する直前。ひけどき。 2 地位・職務などから身を引くまぎわ。ひきぎわ。 3 取引所で、大引けに近い時分。また、そのころの相場。
ひたい‐ぎわ【額際】
額の髪の毛の生えぎわ。こうぎわ。
ひと‐きわ【一際】
[副] 1 他と比べて特に目立っているさま。一段と。「—高くそびえる山」「—声が大きい」 2 区別せず、ひとまとめに扱うさま。「世の中はいと常なきものを—に思ひ定めて」〈源・若菜下〉 [名]...
ふ‐てぎわ【不手際】
[名・形動]手ぎわが悪いこと。物事の処置のしかたや結果がよくないこと。また、そのさま。「司会の—で長引く」「—な処理」
ぶん‐ざい【分際】
《古くは「ぶんさい」とも》 1 身分・地位の程度。身のほど。分限。大した身分でもないのに、という軽蔑(けいべつ)の気持ちを込めて用いることが多い。「学生の—でぜいたくだ」 2 それぞれに応じた程...
へん‐さい【辺際】
《「へんざい」とも》はて。限り。「死ぬるもの数十人、馬牛の類—を知らず」〈方丈記〉
ま‐ぎわ【真際/間際】
1 物事がまさに行われようとするとき。寸前。「出発—に電話がくる」 2 境界に接する直前の部分。「がけの—まで家が建つ」
まく‐ぎわ【幕際】
1 能舞台で、橋懸かりまたは鏡の間の揚げ幕に接する所。 2 芝居などで、幕が下りようとしている時。終演間際。
まど‐ぎわ【窓際】
窓に近いあたり。窓のそば。