むねん‐むそう【無念無想】
1 仏語。一切の想念を離れること。無我の境地に入り、無心になること。 2 しっかりした考えを持っていないこと。思慮のないこと。「—の下部ども」〈浄・百合若大臣〉
もち‐ば【持(ち)場】
受け持ちの場所。担当する部署。「—につく」「—を離れる」
もて‐はな・る【もて離る】
[動ラ下二] 1 遠く離れる。遠ざかる。「大臣のけ近う見給へば、いかなるぞとも聞こえつべけれど—・れ給へればこそ」〈宇津保・国譲下〉 2 関係をもたない。故意に避ける。「—・れたるさまにのみ言ひ...
もと【下/許】
《「本(もと)」と同語源》 1 物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の—に集まる」「桜の—に花見の宴を設ける」 2 その人のところ。そば。「親の—を離れる」 3 その規則や支配力の及ぶとこ...
や・める【辞める/罷める】
[動マ下一][文]や・む[マ下二]《「止(や)める」と同語源》職や地位から離れる。退く。「会社を—・める」「教師を—・める」
らく‐よう【落葉】
[名](スル) 1 葉が落ちること。また、その落ちた葉。日照期間の短縮や葉自体の老化により、葉柄の離層で切れて茎から離れる。おちば。「イチョウの街路樹が—する」 2 沈香(じんこう)・丁字香(ち...
り‐がん【離岸】
[名](スル)船が海岸・岸壁から離れること。「客船が—する」⇔接岸。
り‐きょう【離京】
[名](スル)都を離れること。特に、東京や京都を離れること。
り‐きょう【離郷】
[名](スル)郷里を離れること。「—して三年たつ」
り‐く【離垢】
仏語。けがれを離れること。煩悩(ぼんのう)を離脱すること。