あま‐つ‐みず【天つ水】
[名]天の水。天から降る水。雨。「みどり子の乳乞ふがごとく—仰ぎてそ待つ」〈万・四一二二〉
[枕]日照りに雨を待ち望む意から、「仰ぎて待つ」にかかる。「—仰ぎて待つに」〈万・一六七〉
あま‐ど【雨戸】
窓や縁側などの外側に立てる戸。風雨を防ぎ、また防犯のためのもの。
あま‐どい【雨樋】
雨水を軒先で受けて地上に流すために取り付ける細長い樋。
あま‐どうふく【雨胴服】
「雨羽織(あまばおり)」に同じ。
あま‐な・う【和ふ/甘なふ】
[動ハ四] 1 同意する。承知する。「しかれども、玖賀媛(くがひめ)—・はず」〈仁徳紀〉 2 甘んじて受け入れる。与えられたものに満足する。「清貧を—・ひて」〈読・雨月・菊花の約〉 3 人の心に...
アマナ‐しぜんほごく【アマナ自然保護区】
《Reserva de Desenvolvimento Sustentável Amanã》ブラジル北部、アマゾナス州にある自然保護区。ソリモンエス川流域に位置し、アマゾン川流域では最大級の湖で...
あまの‐がわ【天野川/天之河】
大阪府交野(かたの)・枚方(ひらかた)両市域を流れる川。淀川に注ぐ。また、その川沿いにあった枚方市禁野付近の地名。[歌枕]「—遠き渡りになりにけり交野のみのの五月雨(さみだれ)のころ」〈続後撰・夏〉
あま‐はけ【雨捌け】
雨水がたまったり詰まったりせずに流れること。「—がよい」
あまはらし‐かいがん【雨晴海岸】
富山県高岡市と氷見(ひみ)市との境にある海岸。富山湾に臨み、岩礁(がんしょう)・白砂青松の続く景勝地で、万葉集にも詠まれている。夏は海水浴場となる。付近の桜谷の丘には国指定史跡の桜谷古墳がある。...
あま‐ばおり【雨羽織】
雨降りのときに着る、ラシャ・木綿などの羽織。雨胴服(あまどうふく)。